気で病が治る仕組み
前回、気の本質は情報と記しました。
今回は気で病が治る仕組みを記します。
突然ですが、気は情報と言いますが、情報は物理に影響を与えます。精神が肉体に、心が体にと言い換えてもよいでしょう。
私たちはつい心身二元論(心と体は別物)と考えがちであるため、これまた想像しにくいかと思えますが、もっと単純な話です。
例えば怪談話。怪談話を聞いて寒気がしたという方は誰しも経験あるかと思います。夏場だと涼むためによくテレビでも取り上げられたりしますね。
これはよく考えると不思議な話です。一見、怖い話と寒気に何も因果関係はないからです。当たり前ですが、怪談話をしている人の吐く息(物理)が当たって涼しい(物理)わけではありません。そうです、恐怖心(つまり心)が寒気(つまり身体現象)を生じさせているのです。
聖痕現象も心が体に影響を与える例の一つです。聖痕現象とは敬虔なキリスト教徒が磔にされたイエス・キリストを強く思うあまり、自分自身の手にキリストと同じ釘を打たれた傷が外的要因なしに現れることです。ちなみにキリストは手ではなく手首に打たれたようですが、信者は手に打たれたと思っていたらしく、このことからも信者の心が体に影響を与えていることが分かります。
他にも小説を読んで涙を流す、アクション映画を見てドキドキするなどがあります。
事程左様に私たちは心が体に影響を及ぼします。
もう一つ例を挙げさせてください。
こういう話を聞いたことがありませんか?あるところに癌を患ってしまった少年がいました。その少年は驚くべきことに、癌を克服したのです。何をしたかというと、毎朝癌をやっつける絵を書いて、がん克服のイメージトレーニングをしていたのです。
これは気功師が気で病を治す仕組みに似ています。イメトレにあたるところを、気功師が気を与えて、患者さんの”癌である”という情報を書き換えるのです。情報(心、精神)を書き換えると、情報は物理(体、肉体)に影響を及ぼすので、癌が治癒するという流れになります。
機会があれば、より詳しい内容をいつか書きたいと思います。
次回は気功師について述べたいと思います。